【空が霞むと、あの「粉」を思い出す】
皆さん、最近空が少し霞んで見えませんか?
「春霞(はるがすみ)かな?」
なんて優雅なことを言っている場合ではありません。
僕にとっては、あれは
**「龍角散フラッシュバック」**の合図なんです。
今から2年前の春。
わが家を襲った、あの「一家総崩れ」の惨劇をお話ししましょう。
【一家全員、謎の「咳のアンサンブル」】
ある日突然、僕と妻、そして娘の3人が、
申し合わせたように咳き込み始めました。
夜になると家中から
「ゴホッ!」「ゲホッ!」
と響き渡る、地獄のオーケストラ。
「ただの風邪だろ」と粘っていた僕でしたが、
呼吸器内科を受診して衝撃の事実が判明します。
先生「あー、アレルギー性喘息ですね。
今年は黄砂とPM2.5のせいで多いんですよ。
特にお父さん、あなたが一番重症です」
トレンドに敏感なのはいいけれど、よりによって一番の重症。
パパの威厳は、肺の奥に溜まったPM2.5と共に、
霧散していきました。
【深夜の悲劇。龍角散、舞い散る】
その日の深夜、事件は起きました。
激しい咳で眠れない僕は、喉のイガイガを鎮めようと、
伝統の「龍角散(粉末タイプ)」を手に取りました。
「これを口に含めば、安らかな眠りが訪れるはず……」
そう信じて、スプーン一杯の粉を口に含んだ、その刹那!
肺の奥底から、制御不能の巨大な咳が突き上げてきたのです。
「ブフォォォォォォッ!!!」
【そこに現れたのは「バカ殿」だった】
咳のあとに訪れた、奇妙な静寂。
恐る恐る目を開けると、そこには、
僕の体を心配して顔を覗き込んでいた妻の姿が。
……でも、その顔は、
僕の知っている妻ではありませんでした。
大量の龍角散をダイレクトに浴びた彼女の顔は、
**「志村けんさんのバカ殿」**
ばりにおしろいを塗りたくったような真っ白な状態に。
「……ごめん。」
真っ白な顔のまま、無言でティッシュを取りに行く
彼女の背中を見ながら、僕は喘息の苦しさと申し訳なさと、
ビジュアルの破壊力に、泣きながら(そして咳き込みながら)
震えたのでした。
【不健康のプロから、今を生きる皆さんへ】
今、まさに黄砂が飛んできています。
PM2.5は粒子が細かいので、
僕のように喘息を引き起こすことがあります。
そして何より、
龍角散を飲む時は、絶対に「咳の予感」がない時にしてください。
さもないと、あなたの愛する人が、一瞬で「江戸時代の殿様」に
変身することになります。
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