【12月29日、脳天に稲妻が走った日】
忘れもしない、2年前(2024年)の12月29日。
スケート中に派手にしりもちをついた瞬間、
脊髄を通って脳天まで100万ボルトの電流が駆け抜けた。
氷の上でしばらくフリーズ。
周りから見れば「転んで動けないおじさん」だが、
僕の中では全システムがシャットダウンしていた。
普通ならここで病院直行だ。
だが、僕には1ヶ月前から予約した
「家族でお正月一泊二日スケート合宿」
という、絶対に譲れないミッションがあったのだ。
【不健康のプロ、骨折を温泉で煮込む】
「痛いのは、冷えて筋肉が固まったからだ」
不健康のプロ特有の「ポジティブ誤認」を発動した僕は、
翌日の1月2日、予定通り温泉宿へ。
「温泉に入れば万事解決♪」と、
折れた骨を芯までコトコト煮込みに行ったわけだ。
だが、温泉の浮力で癒やされるどころか、
浴槽の底にお尻が触れるたびに稲妻が再発。
結局、豪華なおせちを前に「片ケツ浮かし」
という独特のスタイルで食事を楽しむ、
落ち着きのない正月を過ごす羽目になった。
【お尻の穴の番人と、冷や汗の整体】
合宿を終え、スケート仲間に相談すると、
彼は天使の笑顔でホラーな助言をくれた。
「それ折れてるよ。知り合いの整体に行きな。
お尻の穴から指をグイッ!と突っ込んで、
中から骨を戻してくれるから(実体験)」
「中からグイッ……?」
その瞬間、骨折の痛みとは別の「冷や汗」が噴き出した。
尊厳を守るか、痛みを治すか。
震えながら向かった整体院では、
幸いにも(!)外側からの神業マッサージで治療。
お尻の平和は、かろうじて守られたのである。
【正論が人を救うとは限らない】
先生
「はい、ズレて内側に入っていた骨、
正しい位置に戻しておきましたよ!」
俺
「先生、ありがとう!」
……しかし、本当の地獄はここからだった。
診察室を出て、車の運転席に座った瞬間、僕は絶叫した。
「ぎゃああああああああっ!! 治る前より痛い!!!」
そう、骨がズレて内側に入っていた時は、
座っても骨が座面に当たらなかったのだ。
それが正しい位置に戻った瞬間、骨と座面が真っ向勝負を開始。
僕の人生、ズレていた方が幸せだったのかもしれない……。
さて、ここまで読んで「大げさだなぁ」と思ったあなた。 証拠映像をお見せしましょう。
骨折から中3日。お正月の1月2日に撮影された、
僕の**「決死のストップチャレンジ」**です。
【http://www.youtube.com/watch?v=6LN61snLX9w】
見てください、この0分15秒あたりのストップを。
氷を豪快に飛ばしてドヤ顔をしていますが、
この振動、ダイレクトに僕の折れた骨を直撃しています。
よく見ると、滑っている時の腰の引き方が
まるで「生まれたての小鹿…」
これが、パパの意地と尾骶骨骨折の妥協点、
そして絶対に転べないやつです…😢(笑)。
【最後に、筋付着部症とは?(一応解説)】
※前回の記事(第9話)で書いた「筋付着部症」も、
実はこの骨折のカバーをするために無理をした筋肉の
悲鳴だったのかもしれません。
骨が折れたら温泉で煮込まず、まずはレントゲンへ。
そして「正しい位置」に戻した後は、
ドーナツ型クッションの購入を強くおすすめします。
にほんブログ村


0 件のコメント:
コメントを投稿